抗がん剤治療の副作用 筋肉痛や関節痛について

筋肉痛や関節痛を感じたとき、どうしたらいいの?

抗がん剤の投与方法に 点滴や飲み薬がありますが、いずれの方法でも 抗がん剤は
血液の流れといっしょに全身に回ります。
そのため、抗がん剤による副作用は、カラダのいろいろな場所に現れます。

そのひとつが 筋肉痛・関節痛です。
抗がん剤治療をされている患者さんで 筋肉痛・関節痛が現れた場合、おもに下記のような
3つの可能性が考えられます。


細菌感染による発熱にともなう場合
抗がん剤の副作用で 血液中の白血球が減少することがあります。
白血球が減少すると細菌などにたいする免疫力が下がるため、細菌に感染して熱がでることがあります。

とくに高熱が出るまえには、カラダじゅうに痛みがでることもあります。
この場合、ほうっておくと免疫力が低下していることもあり 全身に細菌がいきわたり、
感染が重症化してしまうこともあるので、検査を受ける必要があります。

また、場合によっては入院というケースもあります。
つまり、抗がん剤治療後に高熱がともなう 筋肉痛・関節痛がでた場合は、早急な対応が必要です。


G-CSFを注射した場合
抗がん剤治療後に 減少した白血球を増加させるために、G-CSF(顆粒球コロニー形成刺激因子製剤
:グラン、ノイトロジン、ノイアップなど)という薬を注射することがあります。

G-CSFは関節痛(とくに腰痛)がおこることがあります。
通常は経過とともに症状は軽くなりますので、痛みがつづくときは無理をしないで
できるだけ安静にしてください。


抗がん剤の副作用の場合
特定の抗がん剤、とくに卵巣がん、非小細胞肺がん、乳がん、胃がんで使われる パクリタキセル
(パクリタキセル「NK」・タキソール)でよくみられることがわかっていますが、どの抗がん剤においても
出現する可能性があります。

症状は 個人差はありますが、抗がん剤投与後 2日~1週間までにあらわれることが多いようです。
また、抗がん剤の副作用のひとつである しびれやこわばりとともに 筋肉痛・関節痛がでることもあり、
普段の生活に支障をきたすこともあります。

症状が強いときは、マッサージ、温浴、痛みどめの飲み薬、坐薬、シップなどを、
さらに重い症状のときには ステロイドなどで痛みをやわらげることができます。

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