医療用ウィッグを販売するきっかけ

1冊の本が きっかけになりました。

天国の薫 世界で一番キミが好き
はじめまして、未来生活 医療用ウィッグ担当スタッフの 豊永です。
医療用ウィッグ販売を始めたきっかけは、ある1冊の本との出会いからでした。

それは「天国の薫 ~世界で一番キミが好き~ 」という
乳がんと闘った女性の闘病記。

この本の主人公である 吉濱薫(よしはま かおる)さんは
1997年の夏に 乳がんと診断されました。

2人の娘さん、3世代7人の幸せな家庭が 音をたてて
くずれるような衝撃をうけたそうです。



この本の著者である 夫の泰蔵(たいぞう)さんは、広告代理店の営業マンとして、24時間仕事づけの
忙しい毎日。

どうしよう―。 どうしたらいいんだろう―。
ふたりで考え選択したのは、「夫婦でがんと闘おう」ということ。


2人の娘さんたちに 乳がんのことは決して言わない。 友人たちにも言わない。
そうすることで、薫さんは 病気を主役にしない生活を選びました。

薫さんは ウィッグ(かつら)をつけ、あたりまえの日常をこなす。
夫婦での病院通いにも 「こんなにデートする夫婦って珍しいよね」と言いあう。
「このまま、おばあさんになるまで なだれこもう」 それが合い言葉のはずだった…。

2005年2月、7年半にわたる闘病のすえ、薫さんは家族に見守られながら 旅立った。

生きることを決してあきらめなかった 薫さん。
彼女は 最後まで希望を捨てることなく、前向きに、しかも心おだやかに生き抜いた。



わたしは この本を開いてから、一気に読み終えました。
もし、私が薫さんの立場だったら どんな生き方をしただろう。

そして、自分の仕事を通して 何かできることはないだろうかと
考え始めました。
考えながら もういちど パラパラと本を 読み返していました。

本のなかで、薫さんは何度も抗がん剤を 投与しました。
副作用のせいで 髪がぬけはじめると、金髪に近い茶色の
ボブスタイルのウィッグをつけました。


外見の変化を 娘さんたちに気づかれないよう、毎晩 お子さんたちが寝ついてから
ウィッグを外し、朝は4時に起きてメイクをし ウイッグをつけてからキッチンに立つ。

「これだ!」とひらめいて、さっそくパソコンで調べ始めました。

がんの治療には、脱毛という副作用がつきまとうことが多い。
でも 医療費がかかるため、ウィッグにまで手がまわらない患者さんもたくさんいる。

だったら 低価格で買える医療用ウィッグを作って 販売することで
患者さんやそのご家族の お役にたつことができるかもしれない!

そんな思いがきっかけとなり、医療用ウィッグを販売することができました。

今このページを見てくださているあなたも 病気を人生の主役にしない、主役は自分自身でありつづける。
そんな生活を送っていただけるよう、ウィッグ販売を通じて わずかですがお力になれたら幸いです。

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